静電気対策フレコンバッグ
Conductive FIBCs
01.静電気対策フレコンバッグについて
Conductive FIBCs
静電気対策フレコンバッグとは
静電気対策フレコンバッグとは、充填及び排出作業時の静電気の放電によって発生する、粉塵爆発をはじめとした各種災害を防止するためのフレコンバッグです。
放電防止のメカニズムにより、タイプBフレコン(帯電防止タイプ)、タイプCフレコン(導電性タイプ)、タイプDフレコン(無害放電タイプ)までの三種類があります。これら静電気対策フレコンバッグに対し、静電気対策がされていない通常のフレコンバッグはタイプAフレコン(非静電気対策タイプ)と呼ばれます。
静電気対策フレコンバッグの規格について
導電性(タイプC)フレコンバッグ
- 2005年
静電気対策フレコンバッグに関する初の国際規格(IEC 61340-4-4:2005)が制定され、それをもとに日本国内においてはJIS C 61340-4-4:2009として制定・公表されました。
- 2012年
第2版(IEC 61340-4-4:2012)が成立・公表され、静電気対策の観点から、フレコンバッグを4タイプに分類し、それぞれの構造上および性能上の要求事項を定めました。
また、内袋についても3タイプに分類し、それぞれの要求事項を定めるとともに、使用条件に応じて適用可能なフレコンバッグと内袋の組み合わせを規定しています。
- 2015年
日本国内ではIEC 61340-4-4:2012を参考に、JIS C 61340-4-4:2015として新たに制定・公表されました。
- 2018年
JIS規格(JIS C 61340-4-4:2015)の基となったIEC規格が改正され、その中で新たな内袋の規格L1C内袋についての規格が制定されました。
※IEC(International ElectrotechnicalCommission) とは国際電気標準会議。電気および電子技術分野の規格の標準化を目的とする国際機関。本部はジュネーブ。1906年設立。
02.静電気対策フレコンバッグ各タイプの特徴
Features
タイプA
非静電気対策タイプ:
静電気対策が特に施されていない一般的なフレコンバッグ
タイプB
帯電防止タイプ:
絶縁破壊(※)によって静電気を緩和し、沿面放電の発生を抑制するように設計されたフレコンバッグをいう。静電気災害防止対策された環境において、着火エネルギーが3mJを超える粉じん環境下で使用できる。
※絶縁破壊とは・・・絶縁体に加わる電圧を増してゆくと、ある限度以上で絶縁性を失う現象。
タイプC
導電性タイプ:
カーボン・スチールまたは銀の芯のある導電糸が、一定間隔内に混織された生地により作られたフレコンバッグをいう。粉粒体などの充填、排出の際に発生する静電気を速やかに減少させ、災害につながるエネルギーを蓄積させない仕組みになっている。
タイプD
無害放電タイプ:
帯電した際、導体が近づいた時に、発火の危険性があるブラシ放電や沿面放電を起こすよりも先に、コロナ放電を起こす。コロナ放電は無声放電とも呼ばれる音も光もほぼない非常に弱い放電のため、発火を起こさない。このタイプはフレコンバッグの原反自体がコロナ放電を発生させる仕様であり、接地を必要としない。
03.静電気対策フレコンバッグと内袋の組み合わせ
Combination of Conductive FIBCs and Inner Bags
静電気対策フレコンバッグに対応した内袋の特徴
静電気対策フレコンバッグに対応した内袋は下記の種類があります。内袋の種類により、組み合わせて使用できるフレコンバッグが異なる為、注意が必要です。
内袋の特徴及び組み合わせ可能なフレコンバッグ一覧
L1内袋
少なくとも片面の表面抵抗率が (23±2℃且つ相対湿度20±5%の条件で)1.0×107Ω以下という導電性の高い内袋。作業中、これを接地することによって電位は 300 V 以下となり、火花放電を生じない。接地不良であると容易に火花放電を生じるため、取扱いには注意が必要。
L1内袋外観
隔壁付きL1内袋外観
隔壁付きL1内袋側面
組み合わせ可能なフレコンバッグ:タイプCフレコン(導電性タイプ)のみ
L1C内袋
L1C内袋は1.0×108Ω以下の表面抵抗率の内部層を持つ多層材料から作られており、L1内袋と同様にタイプCフレコンにのみ使用可能。
組み合わせ可能なフレコンバッグ:タイプCフレコン(導電性タイプ)のみ
L2内袋
少なくとも片面の表面抵抗率が(23±2℃且つ相対湿度20±5%、23±2℃且つ相対湿度60±10%の条件で)、1.0×109Ω以上 1.0×1012Ω以下の範囲をもつ内袋。このタイプは、接地して使用することが原則であるが、たとえ接地不良となっても着火性放電を生じにくいという特長があり、最も汎用性のある内袋。
組み合わせ可能なフレコンバッグ:タイプBフレコン(帯電防止タイプ)、タイプCフレコン(導電性タイプ)、タイプDフレコン(無害放電タイプ)
L3内袋
両面の表面抵抗率が(23±2℃且つ相対湿度20±5%の条件で)、 1.0×1012Ω超という絶縁性の内袋だが、絶縁破壊電圧は4kV 未満。この内袋は、沿面放電を生じることは無い一方で、ブラシ放電を防止することはできない。
組み合わせ可能なフレコンバッグ:タイプBフレコン(帯電防止タイプ)のみ
静電気対策フレコンバッグと内袋の組み合わせ
静電気対策フレコンバッグと内袋の組み合わせ一覧
内袋タイプ | 内面の表面抵抗率 | 外面の表面抵抗率 | 絶縁破壊電圧 | 厚さ | 組み合わせ可能な フレコンバッグ |
---|---|---|---|---|---|
L1 | 1.0×107以下 | 1.0×107以下 | 測定不要 | 制限無し | C |
1.0×107以下 | 1.0×1012以下 | 測定不要 | 制限無し | ||
1.0×1012以下 | 1.0×107以下 | 測定不要 | 制限無し | ||
1.0×107以下 | 1.0×1012超 | 4kV未満 | 制限無し | ||
1.0×1012超 | 1.0×712以下 | 4kV未満 | 700μm未満 | ||
L1C | 1.0×1012以下 | 1.0×1012以下 | 測定不要 | 制限無し | C |
1.0×1012以下 | 1.0×1012超 | 4kV未満 | 制限無し | ||
1.0×1012超 | 1.0×1012以下 | 4kV未満 | 700μm未満 | ||
1.0×1012超 | 1.0×1012超 | 4kV未満 | 700μm未満 | ||
L2 | 1.0×107以上 ~ 1.0×1012以下 | 1.0×109以上 ~ 1.0×1012以下 | 測定不要 | 制限無し | B,C,D |
1.0×107以上 ~ 1.0×1012以下 | 1.0×1012超 | 4kV未満 | 制限無し | ||
1.0×1012超 | 1.0×109以上 ~ 1.0×1012以下 | 4kV未満 | 700μm未満 | ||
L3 | 1.0×1012超 | 1.0×1012超 | 4kV未満 | 制限無し | B |
内袋タイプ:L1
ケース①
内面の表面抵抗値:1.0×107以下
外面の表面抵抗率:1.0×107以下
絶縁破壊電圧:測定不要
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
ケース②
内面の表面抵抗値:1.0×107以下
外面の表面抵抗率:1.0×1012以下
絶縁破壊電圧:測定不要
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
ケース③
内面の表面抵抗値:1.0×1012以下
外面の表面抵抗率:1.0×107以下
絶縁破壊電圧:測定不要
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
ケース④
内面の表面抵抗値:1.0×107以下
外面の表面抵抗率:1.0×1012超
絶縁破壊電圧:4kV未満
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
ケース⑤
内面の表面抵抗値:1.0×1012超
外面の表面抵抗率:1.0×1012以下
絶縁破壊電圧:4kV未満
厚さ:700μm未満
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
内袋タイプ:L1C
ケース①
内面の表面抵抗値:1.0×1012以下
外面の表面抵抗率:1.0×1012以下
絶縁破壊電圧:測定不要
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
ケース②
内面の表面抵抗値:1.0×1012以下
外面の表面抵抗率:1.0×1012超
絶縁破壊電圧:4kV未満
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
ケース③
内面の表面抵抗値:1.0×1012超
外面の表面抵抗率:1.0×1012以下
絶縁破壊電圧:4kV未満
厚さ:700μm未満
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
ケース④
内面の表面抵抗値:1.0×1012超
外面の表面抵抗率:1.0×1012超
絶縁破壊電圧:4kV未満
厚さ:700μm未満
組み合わせ可能なフレコンバッグ:C
内袋タイプ:L2
ケース①
内面の表面抵抗値:1.0×107以上~1.0×1012以下
外面の表面抵抗率:1.0×109以上~1.0×1012以下
絶縁破壊電圧:測定不要
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:B,C,D
ケース②
内面の表面抵抗値:1.0×107以上~1.0×1012以下
外面の表面抵抗率:1.0×1012超
絶縁破壊電圧:4kV未満
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:B,C,D
ケース③
内面の表面抵抗値:1.0×1012超
外面の表面抵抗率:1.0×109以上~1.0×1012以下
絶縁破壊電圧:4kV未満
厚さ:700μm未満
組み合わせ可能なフレコンバッグ:B,C,D
内袋タイプ:L3
ケース①
内面の表面抵抗値:1.0×1012超
外面の表面抵抗率:1.0×1012超
絶縁破壊電圧:4kV未満
厚さ:制限無し
組み合わせ可能なフレコンバッグ:B
- *L1、L3→23±2℃且つ相対湿度20±5%の条件
- *L2→23±2℃且つ相対湿度20±5%、23±2℃且つ相対湿度60±10%の条件
- *L2内袋をタイプCで使用する場合、発生電流は3μAを超えてはならない
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04.静電気対策フレコンバッグの使用環境
Usage Environment of Conductive FIBCs
危険区域について
静電気対策フレコンバッグは、粉塵(粉じん)と酸素(空気)が混ざり、爆発性雰囲気となる可能性のある危険区域と呼ばれる場所で主に使用されています。静電気対策フレコンバッグが使用されている危険区域、ゾーンの詳細をご紹介いたします。
危険区域の分類
分類 | 危険区域の詳細 | |
---|---|---|
Ⅰ | 坑内爆発性ガスが生じる鉱山坑内 | |
Ⅱ | 鉱山坑内以外の場所で、次のものからなる爆発性ガス雰囲気が存在する場所 | |
A | 一般的な着火性をもつガス・蒸気(ヘキサン、メタン、アセトンなど) | |
B | 着火性の高いガス・蒸気(ジエチルエーテル、エチレン、シクロペンタンなど) | |
C | 着火性の極めて高いガス・蒸気(水素、アセチレン、二硫化炭素など) | |
Ⅲ | 山坑内以外の場所で、次のものからなる粉じん爆発雰囲気が存在する場所 | |
A | 可燃性浮遊物 | |
B | 非導電性粉じん(電気抵抗率 1kΩ・mを超える) | |
C | 導電性粉じん(電気抵抗率 1kΩ・m以下) |
危険区域分類:Ⅰ
危険区域の詳細:坑内爆発性ガスが生じる鉱山坑内
危険区域分類:Ⅱ
危険区域の詳細:鉱山坑内以外の場所で、次のものからなる爆発性ガス雰囲気が存在する場所
A:一般的な着火性をもつガス・蒸気(ヘキサン、メタン、アセトンなど)
B:着火性の高いガス・蒸気(ジエチルエーテル、エチレン、シクロペンタンなど)
C:着火性の極めて高いガス・蒸気(水素、アセチレン、二硫化炭素など)
危険区域分類:Ⅲ
危険区域の詳細:鉱山坑内以外の場所で、次のものからなる粉じん爆発雰囲気が存在する場所
A:可燃性浮遊物
B:非導電性粉じん(電気抵抗率 1kΩ・mを超える)
C:導電性粉じん(電気抵抗率 1kΩ・m以下)
- *注記1 ある爆発グループに属する物質は、その爆発グループの危険区域を周辺に形成する。
- *注記2 着火危険性は、A、B、Cの順に増加する。
ゾーンについて
ゾーンの分類
分類 | ゾーンの詳細 |
---|---|
0 | ガス、蒸気又はミストの状態の可燃性物質と空気との混合物からなる爆発性雰囲気が、連続的、長時間、又は頻繁に存在する場所。 |
1 | ガス、蒸気又はミストの状態の可燃性物質と空気との混合物からなる爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所。 |
2 | ガス、蒸気又はミストの状態の可燃性物質と空気との混合物からなる爆発性雰囲気が、通常の操作において、発生する可能性はあるが、発生しても短時間である場所。 |
20 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、連続的、長時間、又は短時間だが頻繁に存在する場所。 *注記 大量の粉じんが存在するが、粉じん雲が連続的、長時間、又は頻繁に存在しない場所は、このゾーンには含まない。 |
21 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所。 |
22 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、発生する可能性はあるが、発生しても短時間である場所。 |
ゾーン分類:0
ゾーンの詳細:ガス、蒸気又はミストの状態の可燃性物質と空気との混合物からなる爆発性雰囲気が、連続的、長時間、又は頻繁に存在する場所。
ゾーン分類:1
ゾーンの詳細:ガス、蒸気又はミストの状態の可燃性物質と空気との混合物からなる爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所。
ゾーン分類:2
ゾーンの詳細:ガス、蒸気又はミストの状態の可燃性物質と空気との混合物からなる爆発性雰囲気が、通常の操作において、発生する可能性はあるが、発生しても短時間である場所。
ゾーン分類:20
ゾーンの詳細:可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、連続的、長時間、又は短時間だが頻繁に存在する場所。
*注記:大量の粉じんが存在するが、粉じん雲が連続的、長時間、又は頻繁に存在しない場所は、このゾーンには含まない。
ゾーン分類:21
ゾーンの詳細:可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所。
ゾーン分類:22
ゾーンの詳細:可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、発生する可能性はあるが、発生しても短時間である場所。
静電気対策フレコンバッグの用途について
静電気放電による着火能力は、放電の種類等により異なるため、静電気対策フレコンバッグに要求される性能、仕様はフレコンバッグの用途に依存しています。静電気対策フレコンバッグのタイプA(非静電気対策タイプ)、タイプB(帯電防止タイプ)、タイプC(導電性タイプ)、タイプD(無害放電タイプ)それぞれの用途条件をご紹介いたします。
静電気対策フレコンバッグの用途
内容物最小着火エネルギー(MIE) | 使用環境 | 利用可能なフレコンバッグ |
---|---|---|
1000mJ以上 | 不燃性雰囲気 | A、B、C、D |
粉塵危険区域 | B、C、D | |
ガス危険区域または粉塵危険区域 | C、D | |
3mJ以上、1000mJ未満 | 不燃性雰囲気 | B、C、D |
粉塵危険区域 | B、C、D | |
ガス危険区域または粉塵危険区域 | C、D | |
3mJ未満 | 不燃性雰囲気 | C、D |
粉塵危険区域 | C、D | |
ガス危険区域または粉塵危険区域 | C、D |
内容物最小着火エネルギー(MIE):1000mJ以上
不燃性雰囲気:A、B、C、D
粉塵危険区域:B、C、D
ガス危険区域または粉塵危険区域:C、D
内容物最小着火エネルギー(MIE):3mJ以上、1000mJ未満
不燃性雰囲気:B、C、D
粉塵危険区域:B、C、D
ガス危険区域または粉塵危険区域:C、D
内容物最小着火エネルギー(MIE):3mJ未満
不燃性雰囲気:C、D
粉塵危険区域:C、D
ガス危険区域または粉塵危険区域:C、D
放電の種類
火花放電
火花放電は、電極間に印加する電圧がある限界を超えると、火花を伴った放電が生じる現象をいう。火花放電は不連続な放電であり、一般的には短時間で消滅する。火花放電はフラッシュオーバ(Flashover)とも呼ばれる。
コロナ放電
コロナ放電は、先の尖った電極(針電極)の先端の電界の強さが局部的に高くなることにより起こる持続的な放電の現象をいう。コロナ放電によって流れる電流は小さく、数μA程度であり、火花放電になる前の状態をさす。
ブラシ放電
ブラシ放電は、接地された導体が、帯電した不導体に近づくときに生じるブラシ状の放電が生じる現象をいう。
沿面放電
沿面放電は、絶縁物の表面に置かれた電極間に高電圧を印加した際、絶縁物の表面に沿って放電が生じる現象をいう。
05.静電気対策フレコンバッグの弊社実績
Our Products
タイプCフレコンバッグ一例
昨今、静電気対策フレコンバッグの中でも、特にタイプCフレコンバッグ(導電性フレコンバッグ)についてのお問い合わせを非常に多くのお客様より頂いております。そこで弊社がこれまでに製造してきたタイプCフレコンバッグの一例をご紹介いたします。
静電気対策フレコンバッグ参考製品図面一覧
タイプCフレコンバッグ 例1
スタンダードタイプ
タイプCフレコンバッグ 例2
角型4点吊りタイプ
タイプCフレコンバッグ 例3
投入口全開タイプ
タイプCフレコンバッグ 例4
角型隔壁付きタイプ
タイプCフレコンバッグ 例5
L2内袋縫製留タイプ
静電気対策フレコンバッグ参考製品写真一覧
タイプCフレコンバッグ(丸型タイプ)
タイプCフレコンバッグ(角型タイプ)
※参考写真内の印字内容は一部加工しております。
タイプCフレコンバッグ応用例
一般的に充填物の粒子が小さい場合、フレコンバッグを縫製している針の孔より充填物が漏れる可能性がございます。
また、充填直後に漏れが発生していなくとも、保管時の上部圧力による圧迫等、環境次第では漏れが発生する可能性がございます。
弊社ではタイプCフレコンバッグ(導電性フレコンバッグ)を輸送や保管時にパレットサイズに収まるべく内部隔壁を加え、更に充填物の漏れがないよう漏れ防止のための針の孔が存在する縫製部分全てに不織布、フィラーコードの追加対応も可能でございます。そこで弊社がこれまでに製造してきた、隔壁付きタイプCフレコンバッグ、漏れ防止加工付きタイプCフレコンバッグの一例をご紹介いたします。
静電気対策フレコンバッグ応用例写真一覧
隔壁付きタイプCフレコンバッグ
フレコン内部
隔壁付きタイプCフレコンバッグ
漏れ防止加工(補強布・隔壁縫製部分)
隔壁付きタイプCフレコンバッグ
漏れ防止加工(本体上部)